2014年7月25日金曜日

伐採と製材 30年の山桜










田んぼの陰になるということで桜の木を伐採することになったのは先週末の梅雨の終わり。奈良国体の記念苗木がここまで育った、それは今から30年前の1984年開催だった。桜の種類は多くてまだあまり見分けがつかないが樺の感じから山桜と思っていたがどうもそうらしい。山桜はソメイヨシノとことは違い花の前に葉が出るので真ピンクの満開にはならない。しかしこれが万葉集などに歌われる日本古来の桜の種類なのです。今までの経験では山桜の根元には炎のような斑点が出ることがあるのでそれを期待していたがこれにはそういった荒々しさがなかった。年輪から樹齢を数えてはいないがこれを植えた人が言うので樹齢は奈良国体からちょうど30年になる。製材した感じでは人間で言うと中学・高校生ぐらいの若々しさを感じた。この木はまだまだ成長過程で熟された色が出ていないように思える。そういえば炎の斑点の桜は巨木だった。雑木は光物の魚みたいなもので足が速い、すなわち腐りや痛みが速いのだ、一ヶ月も置いておくと外側からいたんでくる。今回は伐採後すぐに出し。3日後に製材したので樹皮の際まで綺麗なものだ。





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