2010年1月21日木曜日

Cabinet maker/ 京都下鴨洋室改装工事

LRH shaper cutter head for cabinet paneling door

assemble raised paneling door 

Finishing paint use polyurethane.  Above picture is dark color spirit stain and
mix type of sanding sealer w/hardener and mix type of flat base  top coat.

Application: 
1st coat-spirit stain for dyeing
2nd coat-sanding sealer
3rd coat-one more sanding sealer and sanding w/#320 (above picture)
4th coat- flat base top coat
"It's lot of work"


Japan has no molding company and no door company.
So every single piece I have to make. If I wanted to Western style.


下鴨の洋室改装工事も終盤にかかり、最終的なパーツを工場で準備しています。
材料は充分に乾燥された京都北部の杉を使用しました。

現場ではほぼ取り付け作業のみで、大まかな加工はほとんど工場で行います。
今回使用した塗料は2液性の速乾性のあるポリウレタンを使用しました。
当初は発色の良いドイツ製のステインも考えましたが耐久性の面からお客さんは
ウレタン塗装を希望されました。

この様な加工、塗装、取り付けの行程はアメリカでよくやっていた
キャビネットメーカーがする仕事です。ただアメリカでは各種モルディングは
材木屋で、ドアはドア屋で作ってもらってましたが日本では自分で作ります。

オイルステインのみの仕上げなら現場で塗装出来ますが
この様な家具グレードの塗装は全てのパーツを加工した後に塗装をしてゆきます。

今回の塗装は4工程あり
1−カラーステイン
2−中塗りサンディングシーラ
3−中塗りサンディングシーラ(サンド320番)
4−上塗り100%つや消し

これだけの行程が最低必要になります。
サンディングシーラを2回吹き着けるのはプロの常識なのです。
ここがポイントなのです。


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