2009年5月8日金曜日

Picture frame/額縁






額縁を作るのは簡単なようだが実は奥が深い、額縁屋という職業があるくらいだから。

そしてこの職業は木工作業の一つでもある、
四辺の額なら角が45度に切れてないと直角にならず継ぎ手が開いてしまう。
仮に切れていてもボンドを付けた後のクランプがしっかりしていないと
角がずれたり、外れやすくなってしまう。

先日、奈良県の大和西大寺と言う所に額縁の金具を買いに行くと
その地域には額縁屋がやたらと多かった、聞くと西大寺は奈良の洋画の発祥の地らしい。
額縁は本来洋画から来たもので様々な作り方はイタリヤ式などが手本になっている。


そこでここではこれさえ有れば額縁屋も出来るというお助けマンを紹介します。

Picture frame cutting machine 日本でも一般に使用されている木工機だと思いますが、
写真の機械はアメリカの知人のスタジオに有った物です。
機械は手動と言うか足動式で足のペダルを踏むと上から正直角の刃が
ギロチンの様に降りて来て額縁を切り落とします。これを使うと角がぴっちり決まる。

Strap clamp 額縁のミソはクランプにある。カッティングマシーンはなくても
押し切りで切れるが、クランプがしっかりしていないとフレームは出来ません。

そこでプロも使用していた小道具が ドイツのBESSEYが出す額縁用の
写真の角の部分が優れもので、はみ出したボンドも付かず角度自在式になっている
締め付けには専用ストラップが有るが細めのタイダウンでも締めることが出来る。

クランプは締め付けた後、対角線の長さを同じにすると直角になる。
クランプを外した後はフィニッシュネールやビス、裏から波釘などを打ち外れ止めをする。

Picture frame clamp の工夫いろいろ- YouTube







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