2009年11月21日土曜日

下鴨洋室 開始


この木、何の木?「イチョウの雌雄異株」編 答え

A.  雌株(メス)

B. 雄株(オス)

イチョウは春にオス株が花粉を飛ばし、メス株が受粉する。
数キロ離れていても受粉すると言う事だからメス株は枝を伸ばして広げているのだろう。

そして種子の銀杏も広く散布出来る様に枝を横に広げている。

オスは主幹を真直ぐに伸ばして背伸びして花粉を出来るだけ広く風に飛ばす為に
立っている様に見える。樹木辞典などにもいろいろ書かれているが
神様の作る地球上の生物の仕組みは人間も樹木もよく似た所が有る様に思う。



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京都下鴨の町家の二階を様式の書斎に改装致します。
先日、24号線の城陽平川の交差点にある松本木材でその材料を入手した。

ここではキャビネットとドアに使う杉材と机に使うケヤキを購入
「よそでこの値段で買ってる」と言うとその値段まで下げてくれるのがここの社長です。

ここの材料は横流しの材料屋ではなく丸太から弾いてくれる材木店です。
今回入手した40枚の足場板は平積みされていたカラカラの材を夕方に息子さんと三人で
引っ張り出してトラックに積み込んだ。

材料の扱いが丁寧でいつ行っても割れ止めや積み替えなどをされている
この足場板は耳付きの材料で小口には波釘は打たず、そして割れていない物だった。

素材を生かし材料の手入れが良いので割れも少なくそれやねじりも少なかった。
寿司屋で言えば卵のうまい、パン屋で言えばそのとき切ってくれるそんな材木店です。

まとめ買いした事もあったけど赤身のケヤキをタモやナラ程度の値段で分けてもらえた。
こういう建材を扱う材木店では建築用材に使う針葉樹は揃えてあるが
広葉樹は好みで置かれている。ここの社長は「オレはあんまりタモはすきやないねん」
と言う事でナラやタモはほとんどない、その代わりに多いのがケヤキ。
この予算でこれとこれとこれと選んだ三丁のケヤキは社長を困らせていた。

「分かってますって、また買いに来ます」







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