2009年8月27日木曜日

ならまち 淀屋 Cherry's spoon 完成






しばらくブログをアップしていませんでしたが6、7月と
全国を飛び回っている阿修羅像を有する興福寺のおひざ元であるならまちにて
呉服屋の淀屋さんの家屋改装でカフェを作っていました。

帰国して初めてになるが、京都より親戚の北原左官工業に出動してもらい
和室の聚落塗り替えと新規の漆喰壁を文化財を手がける職人さんに仕上げてもらった。

今回手がけた仕事は、住居の一室を喫茶室に改装するにあたり
厨房側を黒モルタルのスラブ、客側を家屋の床を利用しお客さんが上がれる様にした。
前面に杉板を使用して、足場板をサネ加工した床と腰板を付け
小民家を思わせる風合いにステインはオスモカラーのエボニーを使用した。

広葉樹は厚み9センチ、幅70センチ、長さ6メーターの中国産のタモ材を
生駒の山切木材で購入し反れを削り取り適材適所に厚みを変えて
カウンター、バック棚の棚、二人用のテーブル、踏み台二個、サンフォン台
サイフォン前のガラス枠などを一枚の板から取り分けた。

そして押し入れ階段を外し天井収納ハシゴを付け、トイレを全面改装した。

来年は平城宮誕生1300年祭なのでこの波に乗り繁盛してもらいたい。

今回手伝ってもらった職人さん達を紹介します。

北原左官工業:従兄弟の左官屋さんで。京都の社寺文化財の仕事をされてます。
ホームページはコチラ

水道配管:ライフライン 近藤嘉造さん

電気配線:蔭西勇孝さん

鉄の作家:工房Shaka  中村和俊さん ブログはコチラ

皆さんご苦労さんでした、また宜しくお願い致します。


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