2009年4月15日水曜日

White wash



ホワイト・ウォッシュの種類と塗り方

ホワイト・ウォッシュはアメリカでは90年代に最もはやった仕上げ方で。
こちらでもよく見られる地中海様式を模した、スタッコのピンクやオレンジの壁に
素焼きのスパニッシュ瓦が使用されているタイプの家がはやった頃、
キャビネットはこのホワイト・ウォッシュだった。

上のワードローブは95年ぐらいに作ったメープルとウォールナッツを
コンビネーッションに使い、ホワイト・ウォッシュで仕上げた物です。
これは世界に寿司レストランを展開しているNOBUさんの所の仕事でした。

ホワイト・ウォッシュは木目を残した白い仕上げで、やり方や方法は
いくつも考えられるが、ここでは3つの方法を簡単みよう。
基本的に白には染料は有りません、顔料で作られています。

オイルステイン:
クリヤーのステインに混ざる白の顔料を混ぜてハケ塗りした後に拭き取る。
拭き取る際に色を残しながら拭き取るのがコツ。
油性のステインの仕上げはバーニッシュ、ウレタンなどの油性ニスを吹き着ける。

ラッカー、ウレタン:
ウレタン系、ラッカー系のステインは塗料に混ぜて吹き着ける事が出来る。
濃く白を出したい時は白のステインをうすめ液で薄め布でこすり塗る。
上に同系のクリヤー塗料を吹き着ける。

アンティークフィニッシュ グレイジングし上げ:
この仕上げは2000年以降にはやり出した仕上げの一つです。
グレイジングというねっとりした塗料に色を混ぜて拭き取ります。
このグレイジングは油性と水性があり色の付いたペンキを混ぜて使用します。
クリヤー塗装や色塗装を仕上げた上に汚しをかける様にして使用するので
アンティークの仕上げとしてよく使われます。
グレイジングの後はまたクリヤーの仕上げが必要になります。
シャビーな感じはこれをするとバッチリですがまだ日本には入って来ていません。

Youtubeのグレイジング仕上げ、色は違いますがアンティ−ク・フィニッシュです。 

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