Face frame と言うキャビネットの作り方が有ります。
北米では最も主流の作り方で、キチンキャビネットはほとんどこの作り方です。
主材木の料を最小限に表面だけにおさえ、構造はベニアで作ります。
コンパネで箱を作り表面にface frameと言う枠を取り付けます。
そしてこの枠にドアを取り付けると言う方法なのです。
日本ではまだまだ普及していない構造だと思うのも、このあいだヒンジメーカーの
Blumに問い合わせてみるとこれ用のヒンジ(蝶番)は現在、
日本では販売されていないと言う事でした。
やはり日本のキャビネットの主流は今も張りボテのフラッシュ家具のようだ。
この工法の利点は
- 作り方のルールを守れば色々な形状のカタチが出来る。
- 内部構造は共通の材料でベニアで作れる。(12ミリでも可能)
- 表面は無垢板の材料を使用して仕上げる事が出来る。
- 北米では分業作業が進んでおり、ドアはドア屋にオーダー出来る。
- 取り付けの時に出来るすき間をface frameでふさぐ、すき間なく納められる。
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