ウチのブログの統計ではメラミンのページをよく観覧されているようです。
それでは今回、現在作業しているそのメラミンの張り方についてお教えいたします。
メラミンを張る面より数センチ大きめに丸鋸などで切り
あまったメラミンでクシバケを作ります。数枚合わせて溝はバンドソーる。
張る面の下地は平らに調整する。
水性のパテははがれるので車修理の樹脂系のパテで平らに仕上げる
下地準備にやすりで平らに仕上げる平面を曲げないように
金やすりを両手で平らに仕上げる。
メラミン用の履け塗り用速乾ボンドを適量を中央にこぼす。
作っておいたクシバケを8の字に伸ばす。
このクシバケだとローラーや刷毛より早く広くすばやく伸ばせます。
端はクシバケで外に伸ばせばすぐにぬれます。
このクシバケはローラーや刷毛を買わなくて良いので経済的で合理的なのです。
このやり方はアメリカで学びました。
クシバケの溝は乾いた後も肉厚があるので接着に良い。
この速乾ボンドは張り合わせる面の両面に塗ります。
出てさわりべとつかなくなると接着可能です。
このボンドはパンク修理に使うものと同じものです。
パンク修理ではゴムの両面をやすりで削った後に
このボンドを両方の面に塗りべとつかない程度に乾いた後に
ゴム同士をくっつけます、しっかり付くようにハンマーでたたきます。
メラミンの時も同じで両方の面に塗り乾いてから張り合わせます。
べとつぃた状態で張り合わせるとボンドが缶に入っているときの状態と同じで
乾かない状態になるからです。
この速乾ボンドはくっつくとはがれないので
このように細い棒を並べて材料がすぐにくっつかないようにしておきます。
この状態で張り合わせる位置を決めます。
張り合わせる位置が決まればこの棒を一本づつ抜いてゆきます。
棒を抜いた後にとっても大切な工程がローラーで押さえることです。
これをしっかりしないと後ではがれてくるのです。
しっかりとクシバケの溝で出来たボンド同士を押さえ合わせるのです。
しっかりとローラーをすることは大変大切な工程なのです。
これを棒でパンパンたたいたり適当にすると
一見くっついたようですが一年後ぐらいにはがれることがあります。
ルーターでベアリングローラーの付いたビットでメラミンをフラッシュに切り落とします。
メラミンの作業で使うビットは二種類有ります。
左が直角に切り落とす初めに使うもので
右のものは焼く22度の角度の付いた面取りです。
どちらもベアリングのローラーがスムースに回る状態で使用します。
このローラーにボンドやくずが詰まると回らなくなり
側面のメラミンに傷が付くことになります。
このルーターを使用するときはラッカーシンナーと古い歯ブラシを用意し
ローラーに付いたくずを頻繁に掃除する必要があるのです。
そうじした後は油を付けて使用します。
何度も傷を付けてしまう失敗をするとこの作業がどれだけ大切かが分かります。
***張りあわせに失敗した時はラッカーシンナーを接着面に流すとはがれます***
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