雷が鳴り夕立が降り夏らしい香りがする、ここでの仕事は農業を手伝いながら。大豆を植えるそして芽が出る、理屈では分かっていてもその現象を見るのは自然の神秘だ。農家の人たちは土の養分を整えたり目に見えない部分でさまざまな現象に備える。そんな農作業のなかここのおっちゃんは蔵の仕事を見るのを楽しみにされている。焼いた筍や味噌、ラッキョ、梅、饅頭などが置いてあるのは食べなさいという意味。本屋やチラシが置いてあるのは読みなさいという意味。
2014年6月6日金曜日
郷蔵の作業 仮工房
鹿背山の郷蔵の作業が続いています。正面は建造当時の形を復元して裏側にはデッキと窓や戸など建具を入れます。ここで使用する材木はこの村でとれた雑木と廃材が主でウチの工房で原木製材したもの。これらの材木はクヌギ、コナラ、榎、柿、桐など。先週にウチの工房の整理も兼ねてほとんどの雑木や材木をここに持ち込んだ。今までは造作物はいちいち工房まで作りに帰っていたが持ち込んだ材料でここで作ってしまうことにした。電動工具は丸鋸とカンナとインパクト程度で作業をしている。この日は建具の枠を入れた。最終的には両開きのガラス窓と8尺高の両開きガラス扉と9尺幅のシングルハングの窓を木製滑車で上下させる予定。蝶番も木製で作る。木製の滑車は旋盤で作るがそれ以外の建具なども出来るだけここで作ろうと思っている。直線を機械で無理に作るのは江戸時代の造作にはそぐわないと思ったからだ。それに雑木は真直ぐにした後から逸れてくるので無理を余りしないことにした。そんなに細かな仕事はしていません三寸釘も打ち込んでいます。土壁と建具の仕舞いなどを考えて作業をしている。
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