ドアを作るのは手間がかかる、三種類の15枚のドアを作るのに一日掛かった。
スプルースの柾目を生かしスッキリした縦目で等間隔にV-grooveで仕上げた。
ガラス戸の枠は少し広めでモダンな感覚にする。
ちなみにアメリカではドアはドア屋に頼んでいた。
この様なドアはカスタムなのでで自分で作るが、
スタンダードのパネリングドアなどは注文した方が安くて早いからだ。
私がいつも頼んでいたドア屋はこちらです
電話をするとメキシコ人のいつものお姉ちゃんが "Hey What's up Koji" と言う。
子供の写真をたくさん飾ってあるデスクから電話を取っているのだ。
アメリカのキッチンキャビネットのドアはなぜか大小合わせて28枚程度だった。
冷蔵庫やディッシュウォッシャーのフェイスドアを頼むともっと多くなる。
頼み方は、まずface frameのオープニングサイズを書く
そこに引き出しかドア又はガラス戸を記し、ドアなら一枚か二枚と記す
そしてドアの付き方を記す、オーバーレイかインセット。
するとドア屋がドアのサイズを割り出してくれるのだ。
スタイルは多く有りパネリングドアから付き板のドアまで有る
他にもペイント仕上げのMDFやポプラ材の物も有った。
材料はレッドオーク、ホワイトオーク、メープル、バーチ、アルダー
チェリー、ウォ−ルナット、マホガニー、アッシュなどが主流
あとドアの縁の指定をするスタイルが色々有るが、フィンガープと言う
裏の全面に溝をつける物もある。これらの物を指定すると確認書が
ファックスで届き返信して注文となる。
塗装重はしていないアンフィニッシュの状態で5 working dayぐらい掛かるが
ラッシュだと3日でも作ってくれる。大量のドアを工場のラインで作っているのだ。
これらのドアは新築が出来ると、キャビネット以外にクローゼットや
洗面所のバニティーなど他にも店や事務所などキャビネット屋が確立しているので
需要が多い。キャビネット屋は箱物を作ると表面にフェイスフレームとドア
そしてモルディングを回して仕上げる。
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