2014年8月20日水曜日

センダンの木 罪人を梟首する獄門台








イチジクの木が庭に有ると痔を患われていると思われるので植えたくないと昔日本では言いれていました。その葉は痔を治すのに利くからなのです。僕が住んでいたロサンジェルス港では色々な人種が住んでいました、我が家は築100年の家でした、裏にイチジクが植わっていたので元々はイタリア人が住んでいたと言われていました。何故だか分かりませんがイタリア人はイチジクを家に植えるのでしょう。武士の家ではセンダンの木を植えないらしいです、何故ならこの木は晒し首の台に使われるからなのです。なんでこの木が極門台に選ばれるのかは分かりませんが成長が早くて硬そうに見えますが実際はけっこう柔らかいです。幹の部分は真直ぐ伸びて板にしやすかったのかもしれません。中国では邪気を掃う霊的な木として扱われていたようです。落葉樹センダンの容姿は季節によって変わりますが冬の葉が落ちた後、実の付いている姿は木津川の川辺でも一番目立つ姿です。僕はあの姿が何か霊的な要素を思わせるものではないかと考えるのですが。。。どうかな?
小屋のドアをこのセンダンで作ろうと思っています。

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