日本では流し、西洋ではシンク。
日本では焼き肉、西洋ではバーベキュウ。
同意語の様だが意味合いが少し違う、
日本では水を流すと言うが一方では水を溜めると言う意味合い。
日本では薄切りの肉を網焼きで焼き肉にするが
西洋では大きな肉をグリルでスロークッキングする。
アメリカで見て来たバーベキューのグリルには必ずふたがり、
空気調整のベントが付いている。
一度の量の炭火をグリルに入れフタをしてベントを締めると
炭火は朝まで燃えてはいないが火が付いているのだ。
これはグリルをオーブンの状態にして使用しているので
大きな肉もゆっくり調理する事が出来る。
グリルの周りを囲み網焼きの肉を皆でつつくのも良し。
出来上がった肉をテーブルでサーブするのも良し。
これは肉食文化の違いから来る物であって私はどっちも好きです。
今年の春に宮大工の清水さんに誘われ一緒に害虫駆除の為に猪を捕りに行った。
罠にはウリ棒のシマがやっと消えたぐらいの小さい猪が捕まっていたのだ。
タケノコを食い荒らしたり農業の作物を荒らすので狩猟時期以外でも
役所に届けを出せば捕まえる事が出来る。
バットで頭をたたき気絶した所に喉元をナイフで切り竹串を心臓に差し込む
気の毒な気もするが売られている肉もどこかでこうして屠殺されている
せめてこの肉を無駄にせず食ってやると言うのが殺した事の償いですね。
そしてこの猪一頭丸ごと頂いたので工場に持ち帰りバラし冷蔵庫で貯蔵した
御陰でこの夏のバーベキューは肉を買わなくても良かったのだ。
この間のに日曜日に後ろ足をスモークしたので、簡単にスモークの仕方を説明します。
先ずはスモークするチップを水につけておく、今回は山桜のブロックを使った。
水につけておく事で燃えてしまわずに永くくすぶるからだ。
炭火を一番下の層に設置して、その上に肉の脂が落ちない様にしきりを作る
脂が炭火に落ちると火がついてしまい肉がこげてしまうからです。
スモークは火の直火を当てない様にするのがポイントです。
少し炭火から肉を離しゆっくり調理する事で肉の中まで火が通るのです。
後はこのサイズの肉で4時間程置いておくだけです。
一晩置いているとジャーキーの様になります。
私のバーベキュー、B.B.Q.王子のお話は今日はここまで
11月には七面鳥、ターキーを焼きますのでお楽しみに。
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