京都の親戚のおじさんから頼まれた仕事です。
ここは中学の時分によく泊まりに来た家で一つ年上の従兄弟は野球部の先輩だった。
元々、屋久杉の格子戸が付いていたが40年程使用してとうとう壊れてしまった。
そこでウチの工場に有ったケヤキと楠(くす)を使い仕上げる事にした。
始め玄関に楠は臭いがきついのでどうかなとも思ったが
家具の引き出しにも使われているし、樟脳の臭いで頭もすっきりするだろう
他にも虫除けや神社の御神木にも多くなっているので魔除けの意味も有るらしい。
甲丸レールの交換もした。
コンクリート仕上げは従兄弟にやってもらう。この金具は日本特有の金具ではないか、
アメリカでは見かけなかった。二本の真鍮のレールを足と言う金具で繋ぎ
コンクリートの中に埋める、敷居の仕上げも熟練がないと出来ない。
ここのお宅の左官屋さんは京都でも有数の左官屋さんでして
左官屋さんの全国検定試験で日本一をを出した所です。
今年の12月からは知恩院さんで新規の工事が始まるらしい。
現在その一つ上の従兄弟が親方をやっている、すごいなあ。
北原左官工業のホームページはコチラ
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