2009年11月19日木曜日

下鴨神社 ホオノキとイチョウ / この木、何の木?


今日は仕事のついでに下鴨神社に寄ってみた。
この神社にある糺(ただす)の森は樹齢数百年の巨木が立ち並ぶ街中にある森なのです。

境内に入るとすぐに目についたのが右手に有ったホオノキだった。
葉っぱの大きい木なのですぐに分かる、山にこの木が有ると猟師さんは
穴を掘り枝とこのホオノキをかぶせ猪の罠を作ったと言う。
版画や下駄などの木工製品にも使われている、英名はマグノリア白い大きな花が咲く。



そしてひときわ目立ったのが、朱色の太鼓橋と鳥居のコントラストが
すばらしい老木のイチョウだった。

主幹が真直ぐに立ち葉は扇形で葉先が割れていて水鳥の水かきに似ているので
中国では鴨脚(やーちゃう)と言いそれが訛り日本ではイチョウに成った。

この樹木は特殊な木で針葉樹にも広葉樹にも属さないイチョウ科なのだ。
「生きている化石」や「中世の生き残り」とも言われ
古代には葉の化石などから大量に茂っていたらしい。

銀杏(ぎんなん)はどのイチョウにも成ると言う訳ではない
この木は雌雄異株(しゅういいしゅ)といい雌株と雄株があり
銀杏はその雌株(メス)になるのだ。

この木、何の木?「イチョウの雌雄異株」編

イチョウの木は雌雄を花や種子を見なくても外観で判断する事が出来ます。
必ずでは有りませんが概ねそういう傾向が有る。

さて、A.とB.の写真は雌株と雄株なのですがどちらがどちらなのでしょうか?

A.

B.

答えは次のブログで。





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