工場の近くにある栗の木です、ぽろぽろイガが落ちているので、
よそさんの栗ですが道まで落ちて来ている物をいくつかちょうだいした。
蒸した後にフライパンで煎って食べてみたがやっぱり一晩塩水に漬けておいた方が
もっと甘く食べれた様に思う、また今度やってみよう。
秋になるとこうして実やドングリが出てくるので木の種類が分かってくる。
そのなかでも栗は特に分かりやすい木の一つでもある。
桃栗三年、柿八年というが三年目の栗は小さくてまだまだ食べれないと思う。
写真の栗の木の幹はそんなに大きくないが充分に成熟している
実をつけている今は樹皮が赤身をおびてか何か出産に似た様な迫力がを感じさせる。
栗は英語で Chestnuts と言う、この木もいろいろ種類が有るのに違いない、
アメリカの栗の木では wormy chestnuts と言う名の板を良く見かけた
hard wood 専門店に行くとたまに置いてある、この板は wormy(虫)と言うだけ有って
虫の穴だらけの板なのだ、言わばそれが味で売られていた。
このwormy chestnuts を見てから虫穴に関しての価値観が変わったと思える
虫に食われやすい木もそれはそれで表情として認めると立派な材木として使用出来る
今、工場の前には松枯れの松がありどんな虫穴になっているのか楽しみなのだ。
栗は木はブナ科の樹木で板はオークによく似ている、
しかし同じ様な導管は有るがオーク、ナラ、樫などに見える虎斑が見えない。
日本で栗の木を使ったのは先日フローリングで買った材料が初めてで
自分にとってはまだまだなじみの少ない木なのだ。
きっと写真のフローリング材の栗は中国産だと思う、虫穴をはぶいて加工してある。
栗は単葉の葉っぱで長くて端がギザギザに鋸状になっているのが特徴だ。
木を特定するには葉っぱの付き方やカタチでも分かるが秋になるとドングリが
出てくるのでもっと詳しく種類が特定しやすくなる、これからいろいろ調べてみよう。
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