2015年1月30日金曜日

東大寺 お水取りの準備




東大寺の童子というと「お水取り」の補佐をする方たちで連行衆という行者のお世話をされています。今年は今修復している蔵の青木さんのとろにも竹を取りに来られた。この竹は松明の真などに使われるとのことだった。青木さんも誇らしげに動いておられた。春は近いね。

2015年1月27日火曜日

次男の初スキー 奈良県 洞川スキー場(どろがわ)


次男がスキーをやってみたいというので奈良県内唯一のスキー場である天川村にあ洞川スキー場に行ってきた。ウエアーだけ準備してスキーはレンタルした。数日前は雨だったらしいが一週間ほど前の雪がブッシュもなく前面真っ白な状態で残っていた。洞川温泉街まではほとんど雪はなかったがスキー場付近の林道に入るといきなり雪が残っていた。この地帯は雪が残る所でスキー場に選ばれたのだろう。職員さんいわく元々は村の人が楽しむために作ったゲレンデだったらしい。子供が小さい頃はヨセミテのスキー場などに連れて行ってたがあの頃はそりだったので次男はスキーの経験がなかった。僕は20代前後には毎年野沢に行っていてたので普通に滑れる。リフトは二箇所あり、手前は50メーターほどのそりも引っ張ってもらえる超初心者エリアのリフトと、ゲレンデが折れ曲がり250メートルほどのロングリフトがある。共にワイヤー式の引っ張っていってもらえるもの、Tバー式のものではなくバーを背中や腰に当てて押して行ってもらえるものだった。このリフトはちょっとなれないと難しいが職員さんがその都度止めてくれるので問題はない。9時から4時20分まで動いているが数少ない職員さんで運営しているため昼休みの間は止まっている。この日の昼前後は駐車場がいっぱいになる程の状態だったがリフトを使わずそりや雪遊びをする家族も多いのでリフトで待つことはなかった。午後の3時以降あたりは貸切状態で申し訳ない気持ちになるほどだった。ここは初心者にはもってこいのコースでこぶもなく傾斜も適当に良い。おかげでスキー初体験の次男も午後にはまあまあ滑れるようになっていた。帰りの車では「指導者が良かったからやな」と言うと、違う「運動神経がええからや」とそんな話をして楽しい一日が過ごせた。

まったく知らなかったが洞川は陀羅尼助丸の町で温泉街ではさまざまな店のパッケージに包まれた陀羅尼助丸が売られていた。そしてここは女人禁制の霊山で知られる大峰山の宿場町でもありシーズンになると多くの修験道者が来る所だった。父が亡くなった後アルバム写真の中に岩場で逆さになった写真を見た事を思い出した、あれはここだったのだ。帰りの温泉の中で父の足跡を見たような気持ちにもなった。



2015年1月15日木曜日

郷蔵の作業 窓と土 hunging window

 



2015年明けまして初めてのコメントとなります。引続き蔵の作業をやっております。本日1月22日大寒を過ぎた雨の日ですが蔵の表面に土、砂、藁を混ぜて寝かしておいた土を塗っておりました。すでに210ミリのコテも2本つぶれてしまいました。一本は折れて一本は柄が外れてしまい今は三本目を使用しています。荒塗りの状態でこぼこな所は付きがよいのですが昔に塗られていた壁はブラシで水をつけ擦り土を浮かせたところに寝かした土をこすって塗り込みます。乾いたところに塗る時は新しい土が付かず落ちてしまうので前の壁と擦り合わせるためコテに負担が掛かります。雨の日や極端に寒い日は蔵の中で窓を作りました。近くの旧家が解体され多くの資材を手に入れることが出来ました。まずこの窓に使うガラスや大量の敷石と解体で出た材木ももらうことが出来ました。中にはケヤキの大黒柱もあった。夏には完成させたい気持ちです。依頼者の希望で今もすべて一人でやっています。