大阪の友達から薬局の改装の依頼を受けた。
父の代からの薬局を代替わりするこのを機に改装する事にされた。
二月中は店主と僕と友達のフーさんという以前はバリバリ面白い店舗を
作られていてリタイヤされた方と3人であれやこれや打ち合わせを重ねた。
レイアウト、デザイン、素材等が決まり3月5日より製作を始める。
工事中閉店期間を短くする為に工場である程度作り物の準備をしておく。
3月26日より一週間、半分閉店。
4月2日より二週間、完全閉店で行程を組んだ。
今回の目玉はニューギニア・ウォールナッツと称される
パプアニューギニア産のDAO/ダオを使用する。
赤道に近い熱帯雨林の樹木は樹高も高く幹も太い。
今回購入したダオは幅70〜90センチ程で長さが7.5メータ程
厚みは7〜8センチ、うち一本は背板用材にする15センチ程のものだ。
これらの熱帯雨林の材料と言えば大阪平林にある青木木材。
積み上げられた盤の下の方からよく乾燥した共木を取り出してもらった。
山積みされた写真の上に番頭さんの森重くんが映っている。
いかにこの板が大きなものかが分かる。
一般的にはこれらの盤はカウンターなどのものに使われるが
ウチの工場ではこれを薄く挽く事も出来るのでまとめ買いすれば
色々なものに加工が出来る。それが当工房の特色でもある。
今回の工事にあたり準備期間3週間を頂きキャビネット等を作製準備しておく
先ず初めの長さ4.7メーターの壁に付く棚と共木から挽いた背板を作製した。
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