8月29日(土) 大阪四條畷 えにし庵にて
麿赤兒さんと梅津和時さんの野外公演が有った。
主催者は陶芸家の石田博さん、媒体を通さず人つながりで広め公演を成功させた。
麿さん梅津さんが共演するのは今回初めてで企画は数年前から立っていたが
双方のスケジュールの都合が合わず当日顔合わせとなり公演前に打ち合わせとなる。
打ち合わせ風景、写真は左寄り麿さん梅津さん石田アリさん石田博さん
打ち合わせは至ってシンプルで何時に初めて何時ぐらいまでやると言うもの。
日が下がり金屏風が金色に輝く頃、梅津さんのクラリネットか響き始める。
下手側より麿さんが現れる「白藤、白藤」と叫びながら客席側より登場
そして松明の火を迂回し竹の柵を乗り越え舞台に入る。
大阪の怪優、白藤茜さんが車いすで観覧していた客席より
麿さんの叫びを聞き蝉が殻を脱ぐ様に上半身の服を脱ぎ始めた。
打ち合わせも何もなく自然の摂理に導かれる様ににして
白藤さんは車椅子を降り幻界の舞台へと這い上がって行いった。
こうして出来た融合の世界は晩夏の夜に染まり
一足早く皆さんの心に秋の創作意欲をかき立てたのではないだろうか。
出演:麿赤兒 梅津和時 白藤茜
主催:石田博
企画:石田博、坪井保
美術:三木
照明:RYU
この日の聞かされた一言
麿さん「男一代の仕事、何が可笑しい」
麿さん「お前はまだ中途半端やな」
石田さん「これは感性のぶつかり合いなんや」
創作意欲をかきたたせる一日でした。
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