2009年8月27日木曜日

京都伊勢丹用 ロココ調テーブル完成 コラムの曲線





大阪のインターデザイン様からの展示用テーブルの依頼が来た、初めてのお客さんだ。
今は京都伊勢丹で使用されている。

洋風のロココ調を希望されていて、二段式の丸テーブルで上段が
取り外し出来る様にそれでいてがたつかない様にそして外れやすく作った。

使用材料はヒノキの節無しとコンパネ、軽量では有るが強度は充分です。
軸の部分は西洋建築のコラム(柱)のカタチを現した。

コラムの柱の曲線は処女の娘の体の曲線を出すと言われているが、
そんな曲線は分かるようで分からない、昔の建築家は建築家でもあるが
彫刻家でもあると言う方が得に西洋寺院建築では多い。
ミケランジェロやベルニーニがそれらである。

アメリカにいた時に夜な夜な女体を前にデッサンをしに行っていた。
三時間でモデルに払うのは5ドル程
しばらく通っていると服を着ている女の人でも体が見えてくる。

旋盤でコラムを削るときは、頭に処女の娘を想像して削る様にしている。
娘と言っても西洋の成人は15、16歳だからまだあどけなく
体に張りが有る様な感じになる。

女性の体は腰より太もものの上あたりがふっくらとふくらんでいるので
その辺りをふくらみのあるそして張りの有る様に現す事を考える。

そんなカタチなのです。


0 件のコメント: