2012年10月19日金曜日

思い出の屋久杉 文机



 


以前に京都新聞で僕のことが紹介されたことがあった。
その記事を保管しておられた方からこの度、相談があった。

その方は看護婦を永い間されていた方で、結婚の時に院長先生
からお祝いで頂いた壁掛けの屋久杉を使って何か作ってほしいとの事だった。
壁掛けとしては利用されていなくて捨てるに捨てられなかったらしい。

壁掛には寿と彫られたもので物を作るには充分な量でもなかったが
一部分にそれを利用するかたちで家具を作ることになった。

そこで文机を作ることにして、その屋久杉をバックスプラッシュという
机のこぼれ止めと、脚の装飾で生かすことにした。

屋久杉となじみのよさそうな桜を使って作ることにする。
屋久杉のミミが和風なので和風な感じの仕上がりになた。
つまみは黒柿、仕上げはオイルステインに蜜蝋ワックス。
販売金額は12万円でした。

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