大阪阿倍野区、文の里薬局の改装工事、床のタイル張り。
イタリアのタイルでてラッコ多風の物を選んだ、イメージは「土」
改装後に商品として置かれる薬草茶など薬草と馴染みのよい感じになる、予定
薬局というと白が多い中、店主との打ち合わせでこれにした。
以前の床は改装の繰り返しと部屋違いで高低差と段差が9センチ程はあった。
今回は40平米の床に約1.5トン程の砂を使ってタイルの張れる下地を作った。
タイルは下地が悪いと荒が目立つからだ。
アメリカから帰国後、時々従兄弟達に手伝ってもらうことがある。
今回は初めて一緒に仕事をするタイル職人の教雄くん。
高校卒業後、七年の修行を経て今もタイル職人として頑張っている。
下地、タイル張り、目地と三日で行程通り仕上げることが出来た。
左官屋やタイル屋はコテの裁きもさることながら経験から得た練り物の知識が凄い。
ウチの親父も左官屋だったが親戚一同京都で左官屋をやっていた。
そして今もその従兄弟にあたる息子達が後を継いでいる。
社寺、町家、外溝、ブロック、タイルと
ひとおおり練り物の左官関係の仕事に従事している。
最強の助っ人であることを今一緒に仕事をしながら実感するのだ。
今回来てくれた山元教雄くんは一級のタイル職人になっていた。
知識、段取り、技術そして体、最高の職人でした。
有り難う、またお願いします!