Facade ファサード モール加工 モールディング
店前のモール加工の工事を始めます。
日本では様式の廻り縁をモールということがありますが
英語ではMolding モルディング または モールディングといいます。
そしてfacade ファサードとはフランス語で建物正面という意味です。
一般的に用いられるファサードはフランス、イタリアなどに多い
バッロックやロココ建築様式を基本に作られています。
ヨーロッパは店舗や店先のデザインによく使われていものです。
これらのモール加工は私の場合アメリカで覚えました。
アメリカには多くの様式のビルディングがあり
それらのデザインを生かした形で取り入れられることが多いです。
モールの基本構造はオーダー建築様式からのもので
上部からクラウン、フリーズ、コラム、ベース、パネルなどの構造を組み合わせます。
これらはバランスと比率が大切で、有る物が無かったり、バランスが悪いと
なんとなくおかしく見えるものです、特に西洋人の目からするとそうでしょう。
上の図面は現場の状態から可能な形をデザインしたものです。
現場は京都御所下立売御門前で色はグレーの配色になりました。
そろそろこの工事を開始します。
定点撮影でブログにアップします。
店は本格台湾料理ですがオーナーがフランスの海が好きで
デザインコンセプトはフランスの海をイメージしたものです。
こちらの店舗では要望にあわせてアドバイスをしな部分的に請負いました。
工事はファサード、キャビネット、ビーチキャビン、テーブル、エメラルドの壁塗り
などを行います。